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中小企業向けの福利厚生とは?低予算でも人が集まる福利厚生


ある調査(出典1)によると、求職者が企業選びをする際、年収よりも「自分自身の成長機会」「その企業で得られるスキル」や「働きやすい環境」を重視していることがわかりました。これらは採用に苦戦する中小企業にとって、大きなヒントになります。

この記事では優れた人材を集めたい中小企業に役立つ仕組みづくりや福利厚生について解説します。

中小企業が福利厚生に力を入れる3つのメリット

中小企業が福利厚生を充実させることには多くのメリットがあります。

<メリット>

① 福利厚生が充実している企業は、従業員を大事にしている印象を与え、企業の評価を上げることができます。
② 現在働いている従業員の満足度、帰属意識を高めることができ、離職防止、人材の定着につながります。また、新規採用時には、福利厚生の充実をアピールポイントに採用活動ができます。
③ 健康診断など従業員の健康管理を行うため、企業全体の健康経営につなげることができます。

ユニークな福利厚生や、従業員の働きやすさにフォーカスした福利厚生は、企業のアピールポイントにすることができます。また、福利厚生が充実した「働きやすい企業」という印象は、採用活動に役立つだけでなく、既存の従業員のモチベーションアップのきっかけとなり、生産性向上や業績アップにもつながります。

では、具体的にどんな福利厚生や社内制度があるといいのでしょうか?

採用・人材確保に役立つ!中小企業向けの福利厚生

ここでは、優秀な人材を確保する、低コストで実現可能な福利厚生を紹介します。

社内のコミュニケーション活性化に役立つ福利厚生

従業員が増えてくると、「顔見知りだけれどもあいさつ程度しか関わりがない」「じっくり話したことはない」という人が少しずつ増えてきます。社内コミュニケーションの希薄化は事業を進める上で支障をきたし、離職の原因にもなります。その解決策として気軽に始めやすいのが、「食事補助」によるコミュニケーション強化です。

企業が従業員の食事代を半額補助する食事補助システムを導入すると、従業員はランチを半額で食べることができるので同じく利用者である同僚をランチに誘うよいきっかけとなります。たとえば「チケットレストラン」食事補助ソリューションは、企業が従業員に電子食事カードを配布、従業員がカードを利用して加盟店である街中のレストランや定食屋でランチを取ることができます。利用可能な店舗が多いため、ランチに限らず、部下とコーヒー休憩するときにも使うことができます。従業員同士が食事を交えてコミュニケーションを取ることで、新しいアイディアが生まれたり、仕事がスムーズに進んだりとメリットは大きいでしょう。

<社内コミュニケーションの福利厚生の例>

・ランチ会や飲み会などの食事補助
・社内部活を作り、その活動費補助

働きやすい環境をつくる福利厚生

働きやすい環境作りはベンチャー企業や大企業の導入事例が参考になります。たとえば、「フレックスタイム」や「在宅勤務」「時短勤務」を可能にし、働き方を多様化することで、スキルの高い地方在住者や子育てや介護で仕事との両立を困難としている人の離職を防ぎ、採用の幅を広げることができます。

給与を上げたり、住宅手当を支給したりなどの経済的な補助が難しい場合でも、従来の「当たり前」を見直し、生産性を高める手段として福利厚生を導入することで、企業アピールにもなります。

<働きやすい勤務形態の例>

・在宅勤務やフレックスタイム制の勤務
・時短勤務の期間延長
・子どもの看護休暇
・時間単位での有給取得制度

管理や手間のかからない福利厚生

福利厚生を新たに導入すると、その分事務手続きも増えます。福利厚生の種類が多ければその分、届書などの必要書類確認や経費処理の手間も増えます。そのため、人員コストを考えると管理や利用状況の確認などは福利厚生代行サービス会社が提供する「パッケージプラン」も候補になります。

旅行や飲食、映画などの余暇サービスをはじめ、家事代行、育児・介護支援、健康管理、自己啓発学習などの中から、会社ごとにオリジナルのプランをつくることができます。

また、福利厚生代行サービスには、従業員ごとに自由にプランを選べる「カフェテリアプラン」もあります。若手からベテラン社員まで年代や環境に合わせた福利厚生サービスを選ぶことができるので、管理部門が福利厚生の選定に悩む手間も省けます。

まとめ

福利厚生を充実させることは、企業のイメージアップ、採用、人材の定着、健康経営につながります。求職者が企業に求めているのは、「自己成長の機会」「福利厚生の充実」「良好な人間関係」です。これらは大企業ほど福利厚生にコストをかけられなくても、低予算で導入できるので、この機会に福利厚生を見直してみてはいかがでしょうか。

《参照資料》
出典1「就職プロセス調査2019年卒」 / リクルートキャリア