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サラリーマンのお小遣い調査2020年版が公開!男性会社員平均39,419円で微増


「子供がもうひとり生まれたのをきっかけに、お小遣いが3万円に減った…」「ウチの夫はお小遣い制で毎月27,000円。これって少ない?」

新生銀行の毎年恒例の調査によると、2020年の男性会社員のお小遣い平均は昨年より2,672円増え39,419円女性会社員のお小遣い平均は昨年より585円増加の33,854円です。働き方改革で残業代が減少している一方で、副業や投資などに取り組む人も増えています。また、子育て世代は平均よりお小遣いが少ないことも判明しました。以下、文中で指定のない箇所は上記調査(出典1)からの紹介です。

男性会社員のお小遣いは平均39,419円、副業などで収入源を増やす人が増加

新生銀行が毎年実施している「サラリーマンのお小遣い調査」2020年版によると、男性会社員の平均お小遣いは、39,419円でした。消費税が増税された2019年より2,672円増加していますが、過去5年間で比較するとほぼ横ばいです。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査、サラリーマンのお小遣い調査30年白書/ 新生銀行

男性会社員の平均お小遣い額は昨年よりもアップしていますが、昨年よりお小遣いが増えた人は全体の7%に留まり、副業や投資など本業以外に収入源を持つ人が増加傾向にあります。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

また、ライフステージ別に見ると、未婚の場合は46,741円と平均よりも7,322円高く、既婚・共働き・子供がいる家庭の男性会社員のお小遣いは32,977円と平均を下回っています。子育て中のお小遣いアップは、給与アップか収入源を増やさない限り難しいかもしれません。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

女性会社員のお小遣い額は、昨年より585円増加していますが、過去5年間35,000円を下回っています。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

女性会社員のお小遣い額を年代別でみると、20代と50代ではお小遣い額に1万円以上の差があります。年齢が上がるにつれ、将来や家庭のために使うお金が多くなっていると考えられます。

お小遣いの使いみちは?

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

男性会社員のお小遣いの使いみちTOP10は、1位 昼食代、2位 携帯電話代、3位 嗜好品代となっており、昼食・飲み代など会社関係でお小遣いの約半分を使っていることがわかります。今後、リモートワークなどの働き方改革がますます増えると予想されるため、飲み代が減る代わりに健康や家族と過ごす時間にお金をかけるなど、お小遣いの使いみちが変わってくるかもしれません。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

一方、女性会社員のお小遣いの使いみちTOP10を見ると、1位は男性会社員と同じ昼食代ですが、昼食代にかける割合が少なく、その分、身だしなみ費用やファッションにお金をかけていることがわかります。ほかにも男性会社員のお小遣いの使いみちにはなかった「喫茶代」や「家族への気配り」があります。

男性会社員の昼食代平均は585円、既婚・子供ありだと平均を下回る

お小遣いの約25%を占める昼食代ですが、1日あたりで換算すると男性会社員の平均昼食代は585円(30円増)です。年代別に見ると、未婚率の高い20代はランチ代が630円と最も高く、既婚・子供あり率の高い30代・40代はお小遣い・昼食代がともに全体平均を下回る結果となっています。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

ここで、ランチに求めるものや優先順位を調査した他社の例を少しご紹介します。ヘルシーレストラン「タニタ食堂」が話題となった株式会社タニタの2018年の調査(出典3)によると、8割のビジネスパーソンはランチ選びの際、「コスパ(安い&おいしくて満腹になる)」で選んでいます

また、福利厚生の食事補助サービス「チケットレストラン」を提供する株式会社エデンレッドジャパンの2020年5月発表の調査(出典4)では、世帯年収700万円のビジネスパーソンでもランチ代は400円台に抑える傾向があり、年収に関係なくランチは健康よりもコスパの良さを重視してメニューを選んでいると言えそうです。

男性会社員の飲み代は1回あたり5,232円、外飲みより安く済む宅飲みが増加

再び新生銀行の調査結果に戻りますと、1ヶ月あたりの飲み代は男性会社員が月2.2回で11,620円、女性会社員が月2回で8,455円です。節約や働き方改革で残業代が減ったことで宅飲みする割合が増え、外飲みする割合は男女ともに減少傾向にあります。

出典:2020年サラリーマンお小遣い調査/ 新生銀行

今年は新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響もあり、外で飲むよりも自宅で飲む割合が増えており、リモートワークや在宅勤務が加速すると、ますます飲み代は減っていくと考えられます。

ビジネスパーソンのお小遣いをやりくりする3つの方法

同調査では働き方改革にともなう変化についても集計しており、残業が減って残業代が減った人は全体の約4割にのぼります。今後も収入が増えない限りお小遣いアップは期待できないため、今からできるやりくり方法の例を3つ紹介します。

・副業・投資でお小遣いを増やす
収入が減ってもお小遣い額をキープしている人は、副業や投資で収入を増やしています。20代・30代の4割は副業を、20代〜50代のうち1/4の人が投資をしています。

・ランチを弁当と水筒持参に切り替える
お小遣いのやりくりで最も手を付けやすいのがランチ代です。お小遣いの約4割を占めるランチ代を弁当と水筒持参に切り替えると外食や中食の出費はゼロになります。弁当持参が難しい場合は、コンビニ利用をやめてスーパーや仕出し弁当を利用することでも節約できます。

・携帯電話を格安SIMに乗り換える
固定費の削減は限られたお金でやりくりする上で最も重要です。大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、2,000円前後で利用できます。それにより、携帯電話代を1/3〜半額以下に抑えることができます。

まとめ

男性会社員のお小遣いは、2019年と比較すると2,672円増加しました。ライフステージ別に見ると、お小遣いが増えたのは未婚率の高い20代と年功序列で収入が増える50代であり、30代・40代の子育て層のお小遣いは平均を下回ります。

しかし、働き方改革で残業が減り、逆に有給休暇が取りやすくなり、家族で過ごす時間やスキルアップや副業に充てる時間が増えたのも事実です。自分次第でお小遣いを増やすチャンスはあるので、まずはできるところから始めてみるといいかもしれません。

《参考資料》
出典1:2020年サラリーマンお小遣い調査 / 新生銀行
出典2:サラリーマンのお小遣い調査30年白書 / 新生銀行
出典3:働く男女のお昼ごはんに関する調査2018 / 株式会社タニタ
出典4:ビジネスパーソンに聞いた「家計と昼食に関する調査」2020 / 株式会社エデンレッドジャパン